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先人達の暮らしの知恵や技術・風習を現代に伝えます 

伝承郷行事「エビスコ」

2015年01月21日 14:56



 福の神の「恵比須」を祭る行事で、「恵比寿講」・「恵美須講」とも書き、いわきでは「エビスコ」ともいいます。
農家では五穀豊穣を、商家では商売繁盛を祈り、家々の守護神として祭ります。
恵比須講は秋と冬の2回(10月20日と1月20日)行われ、秋は農家、冬は商家で多く行われてきました。
 恵比須と大黒の像や掛け軸の前に生きた泥鰌や鮒、野菜を供え、枡の中にお金や通帳、財布などを入れてこれも供えます。算盤も供えました。そして、尾頭付きの魚、ご飯、吸い物、煮しめ、なますなどをお膳に盛って供えました。
 商家では、えびす講の日に親類や知人、出入りの業者を招いて祝宴を開き、ご馳走でもてなしました。また、秋のえびす講から冬のえびす講の期間だけは、足袋を履いて良いとされました。えびす講は中世末に始まり、江戸時代に盛んに行われた年中行事のひとつです。

伝承郷行事

伝承郷行事「小正月の餅花」

2015年01月15日 13:14

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餅花とは紅白の餅で、正月とくに小正月に、柳などの木に飾りつけ、一年の五穀豊穣を祈願します。農耕神の予祝の意味をもつとされています。
 農耕神の予祝の花とされている桜の花や、実った稲穂に見立てます。
 餅花は小正月の正月飾りでもあります。米の粉をカイコの繭のかたちにして木にさしたもので、地方によっては餅ではなく繭を使い、養蚕に関連の深い道具などを一緒に飾る地方もあります。カイコの安全を祈願したものですが、これも餅花の一種です。
 地方によっては、枝垂れ柳を使って稲穂のたれるをかたち作り豊作を表現する「稲の花」や「粟穂稗穂」や花餅と呼ばれ、東日本一帯に広がるものは繭玉と呼ばれています。
 小正月が終わる頃にもぎとり焼いて食べます。

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